“3秒”でスタンド着弾 ゲレーロJr.の自己最長&最速の一撃は「ボールを破壊」
昨季ア・リーグ本塁打王のゲレーロJr.が1号
■レンジャーズ12-6ブルージェイズ (日本時間11日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手と激しい争いの末、昨季48本塁打でア・リーグの本塁打王に輝いたブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)の今季1号が、自己最長の飛距離、同じく最速の打球速度を記録。インパクトから約3秒で中堅2階席に突き刺さった一撃に「ボールの叫び声が聞こえた気がする」と驚きの声が集まった。
ゲレーロJr.は10日(日本時間11日)にトロントで行われたレンジャーズ戦に「3番・一塁」で先発、3回先頭の打席で中堅左へ豪快なアーチをかけた。2階席へあっという間に消えていった打球は、飛距離467フィート(約142.3メートル)、打球速度117.9マイル(約189.7キロ)。いずれも自己記録を更新する規格外の一発だった。
衝撃の本塁打をブルージェイズの公式ツイッターが「誰もブラディのようには打てない」と題して紹介すると、ファンからは「月まで飛んだ」「馬鹿げている」「ボールが完全に破壊された」とコメントが集まった。この日は大谷もアストロズ戦で自己最速の打球速度119.1マイル(約191.5キロ)を記録。2人の争いには終わりが見えない。