大谷翔平の出場試合で起きた“疑惑の判定” 退場の敵将が怒り「選手はイライラ」
「こういったことがイニングの状況を変えてしまう」
■エンゼルス 6ー2 マーリンズ(日本時間12日・アナハイム)
マーリンズのドン・マッティングリー監督が11日(日本時間12日)、敵地で行われたエンゼルス戦で自身通算36度目の退場処分を受けた。自軍の攻撃での球審のストライク判定に抗議した。試合後に「こうしたことが状況を変えてしまうと選手はイライラする」などと語った。
3点を追う4回1死の場面だった。カウント1-0から4番・アギラルが悠々と見送った低めの変化球に、球審の手が上がる。一塁ベンチから抗議したマッティングリー監督に対して、球審は退場を宣告した。
「1番・DH」で出場した大谷翔平投手が中前打&二盗でチャンスメークし、マーシュの3ランで主導権を握られた試合。4点ビハインドの4回、先頭のヘスス・サンチェスにソロ弾が飛び出し、反撃ムードが生まれたところで起きた“疑惑の判定”に納得できなかったようだ。
試合後、「常に不満を言うようなことはしたくない。だから我慢しようとする。しかし、こういったことがイニングの状況を変えてしまうと、選手たちはイライラする」と不満を漏らした。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)