秘技“やる気ゼロ投法”に打者困惑「これはなんだ」 幻惑遅球は「意外に打てない」
登板した野手が見せた“超スローボール”が「これはナックルボールか?」
■アスレチックス 13ー2 レイズ(日本時間12日・セントピーターズバーグ)
レイズは11日(日本時間12日)に行われたアスレチックス戦に大差で敗戦。救援投手を温存させるために、右翼で出場していたブレット・フィリップス外野手が8回から2イニングを投げた。打者に正対したまま投じた45~46マイル(約72~74キロ)のスローボールが話題となり、「冗談抜きで、これはなんだ」などと驚きの声があがっている。
2回までに8点を奪われるなど、序盤で敗色濃厚の試合展開となったレイズ。8回からは「9番・右翼」で出場していたフィリップスがマウンドに上がり、2イニングを投げて1本塁打を浴びるなど3安打4失点だった。フィリップスは昨季も1試合に登板している。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏はこの投球に注目。まるで打撃投手のように打者に正対したまま70キロ台のスローボールを投げる映像を自身のツイッターに投稿。ファンは「国宝」「この男にゾッコン」「意外にも打てない」「これはナックルボールか?」「この男より楽しんでいるやつはMLBにいない」とコメントを寄せた。