“瞬間トリプルプレー”に本拠地もどよめき…パ86度目、過去10年では西武は5度も達成

西武は2012年以降5度も記録! 振り返る過去の三重殺

 2012年以降のパ・リーグでは今回を含め6度のトリプルプレーが記録されている。そのうちの5回が西武によるもの。その華麗なプレーを振り返る。

○2012年7月1日 対日本ハム

 まずは1回目の三重殺から。無死一、二塁の場面、先発・菊池が陽を変化球で打ち取ると、サードのヘルマン選手が三塁ベース付近で捕球。そのまま三塁を踏み、素早い連係で3つのアウトを奪った。

○2012年8月17日 対楽天

 こちらは外野手のスーパーキャッチが呼び込んだトリプルプレー。右翼の頭上を越えるかと思われた打球を、熊代聖人外野手が背走しながらキャッチ。二塁、一塁とボールを渡し、飛び出していた2人の走者は戻りきれずアウトとなった。

○2018年8月28日 対楽天

 前回から6年ぶりとなる西武のトリプルプレーは県営大宮球場で起こった。先発の多和田真三郎投手は初回から無死一、二塁のピンチを迎える。しかし、ここで三塁・中村剛也内野手が今江年晶内野手の打球を軽快な動きでさばき、トリプルプレーでピンチを脱した。

○2021年8月14日 対楽天

 トリプルプレーは昨季にも記録されていた。無死一、二塁の場面で、右翼へ飛んだライナー性の打球を愛斗外野手が好判断で追い、見事にキャッチ。即座に返球し、2人の走者もアウトに。走者は迷いなくスタートを切っており、トリプルプレーが成立した直後は呆然とした様子だった。

【動画】2012年7月1日 日本ハム戦でのトリプルプレー

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