鈴木誠也は「スターになる」 4戦3発…衝撃の放物線に番記者は早くも確信
ロス監督は柔軟な打順を用いる予定だが、鈴木は“例外”
■カブス 2ー1 パイレーツ(日本時間13日・ピッツバーグ)
カブスの鈴木誠也外野手が12日(日本時間13日)、敵地で行われたパイレーツ戦で初の2打席連続本塁打を放った。これでメジャーデビューから4試合で3本塁打と素晴らしい滑り出し。この活躍を、番記者はどう見ているのだろうか。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でカブスを担当するパトリック・ムーニー記者は「カブス職員とスズキに近い関係者らは、彼の性格とこの舞台(MLB)で活躍したいという強い思いを絶賛している。2016年、ワールドシリーズ優勝時のビッグネームの多くがいなくなった今、カブスはスズキが次のスターになると信じている」と大きな期待を語った。
デビッド・ロス監督は今季、相手投手を見ながらより柔軟な打順を用いる予定だという。その中で「スズキはカブスの中では数少ない、ほぼ毎日出場する選手になるだろう」というのは、主軸としての役割を担っていることを示している。
鈴木の活躍と比例するように、カブスは3勝1敗の好発進。「予想外の好スタートを切ったカブスに期待できるとは言い切れないが、元々スズキは日本での実績や技術、年齢もあって、開幕前からルーキーオブザイヤー有力候補。カブスは投手陣にかかっている」と分析した。
(Full-Count編集部)