鈴木誠也の快進撃に敵地メディアも“嫉妬” 「数多くの人がすでに感銘を受けている」
メジャーデビューから5試合連続安打、2戦目から4試合連続打点を記録
■パイレーツ 6ー2 カブス(日本時間14日・ピッツバーグ)
カブスの鈴木誠也外野手が、メジャーデビューから快進撃を見せている。13日(日本時間14日)のパイレーツ戦で中前適時打を放ち、開幕戦から5試合連続安打。また開幕2戦目から4試合連続打点となった。これには敵地からも“嫉妬”が起きている。
パイレーツ地元紙「ピッツバーグ・ポストガゼット」は「パイレーツはカブスの新スター、セイヤ・スズキに嫉妬しているはずだ」との見出しで鈴木の活躍を報じた。パイレーツは今後を見据えて若手有望株のケブライアン・ヘイズと8年7000万ドル(約88億円)の契約延長を結んだ。カブスはアンソニー・リゾ、クリス・ブライアント、ハビアー・バエスといった球団の顔を放出するなど後退を見せていたが、年平均ではヘイズのおよそ倍額の契約を鈴木と結んだ。
広島からポスティングで海を渡った鈴木の獲得は全30球団にチャンスがあったというが「再建中のパイレーツが獲得に乗り出すことは現実的ではなかった」と振り返った。
12日(同13日)の一戦は、鈴木の2打席連続弾による2得点でカブスが勝利。一方のヘイズの打球は1つも内野を超えることがなかった。鈴木には同僚たちからも称賛の声が相次いでおり「数多くの人々がすでにかなり感銘を受けている」と影響力の大きさを述べている。
パイレーツとの最初の2連戦でその存在を強く印象付けた鈴木。同紙は「彼は非常に厄介なものを築きつつあるのかもしれない。そしてそれはパイレーツだけが相手ではない」と警戒心を強めた。
(Full-Count編集部)