イチロー氏が始球式で剛速球を披露 本拠地開幕戦で“登板”し場内大歓声
背番号「51」での登場に場内は興奮の渦
■マリナーズ ー アストロズ(日本時間16日・シアトル)
マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が15日(日本時間16日)、本拠地シアトルで行われたアストロズ戦で始球式のマウンドに上がった。低めへの速球はわずかにベースを外れたものの、ファンはスタンディングオベーションで称えた。
イチロー氏はマリナーズの球団殿堂入りが決まっており、本拠地開幕戦での“登板”はロックアウトの収束直後に公表されていた。現役時代と同じ背番号51のユニホームでグラウンドに姿を見せただけで、場内からは大歓声が上がった。
試合前にはサービス監督が「チームに関わって選手たちと話し、あらゆる形で貢献してくれる。打撃ケージでも、グラウンドでも助けてくれて、多くの若手選手といい関係を築いている」とし、MLB通算3089安打を記録した伝説的な打者であるイチロー氏が、チームに有形無形の影響を及ぼしていることに感謝していた。