打者動けぬ魔球の「落ち幅すごい」 イケメン右腕の「ちょっとワルでモテる投球」
オリックスの山岡は“縦スラ”を駆使して京セラドーム9連勝の球団新記録
■オリックス 3ー0 西武(16日・京セラ)
オリックスの山岡泰輔投手は16日、伝家の宝刀“縦スラ”を駆使して今季2勝目をマークした。西武戦(京セラドーム)に先発し、6回5奪三振で無失点の粘投。要所で繰り出す“魔球”は、打者も攻略困難。ファンからは「安定の縦スラの落ち幅がすごい」と驚きの声が上がった。
初回から1死一、三塁のピンチを招いたが、呉をスライダーで見逃し三振に。相棒の伏見が盗塁を刺し、併殺で切り抜けた。その後は走者を出しながらも本塁を踏ませない投球。高めのボールゾーンから急激にストライクゾーンに入ってくるスライダーは効果的で、打者が全く動けない見逃し三振を連発した。
紅林やバレラらの好守にも盛り立てられ、本拠地の京セラドームでは2019年から9連勝となり、球団新記録に。再三のピンチを切り抜ける投球を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも注目。端正なマスクでも注目を集める右腕に、ファンからは「相手に隙を見せといてきっちり抑えるってのが、ちょっとワルでモテる投球なのよ」「振りかぶり方が桑田真澄を彷彿とさせるなあ!」などの声が寄せられた。