鷹・藤本監督「こんな試合もある」 今季ワースト17安打14失点での大敗にサバサバ

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

先発の東浜が4回途中6失点、板東、笠谷も失点を重ねる

■楽天 14ー4 ソフトバンク(17日・鹿児島)

 ソフトバンクは17日、鹿児島・平和リース球場で行われた楽天戦に4-14で大敗した。先発の東浜が4回途中6失点で降板すると、リリーフ陣も打ち込まれて、今季初の2桁失点を喫した。

 東浜は初回、西川に先頭打者本塁打を浴びると、4回に押し出し四球を与えるなど3点を失ったところで降板。2番手の板東も山崎に2ランを浴びるなど、楽天打線の勢いを止められずに、この回大量7失点のビッグイニングを作られた。

 3番での笠谷も3イニングを投げて6失点と打ち込まれ、今季ワーストの17被安打14失点。試合後、藤本博史監督は「4回にビッグイニングを作られたのでね。143試合のうちには、こんな試合もありますよ。切り替えていかないとしょうがないんでね」と、むしろサバサバと振り返った。

 一方で打線では3番の中村晃と4番のグラシアルが2人で4安打3四球。「晃はだいぶ良くなってきている。3番に入ってからボールも見れているし、ヒットも出ている。その分、グラシアルも楽になってきているのかな」と語り、2桁10安打を放った打線の状態には光を見出していた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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