鈴木誠也の積極走塁は「素晴らしい努力」 指揮官は守備も高評価「際立っていた」
鈴木は4回に左中間安打、二塁を狙ったが好返球に阻まれた
■カブス 4ー2 レイズ(日本時間19日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手は18日(日本時間19日)、本拠地で行われたレイズ戦に「4番・右翼」で出場し、3打数2安打2得点1死球。デビューから9試合連続安打で、打率を.429(28打数12安打)とした。デビッド・ロス監督は4回に放った左前打で果敢に二塁を狙った走塁を評価。「すばらしい努力。走塁もうまい」と称えた。
4回先頭で迎えた第2打席。左腕マクラナハンから左中間へヒットを放つと、鈴木は躊躇なく二塁を狙った。レイズの左翼手アロサレーナの好返球に阻まれてアウトになったのものの、指揮官はその積極性を称えた。
「素晴らしい努力だった。しかし(それよりも)外野の守備が私から見て際立った点だ。走塁もうまい」
デビューから9試合連続安打。2007年に岩村明憲(当時デビルレイズ)が記録した日本選手の最長記録、さらに1943年にアンディ・パフコが記録したカブスの球団記録にもに並んだ。その打撃だけではなく、NPB通算82盗塁をマークした“足”でも存在感を放った鈴木。評価は高まる一方だ。
(Full-Count編集部)