惨事招く危険も…野手転倒させた“足払い”に賛否「卑劣じゃない」「いい判定」
併殺を阻止しようとしたスライディング…守備妨害の判定に様々な意見
■フィリーズ 4ー2 ブルワーズ(日本時間23日・フィラデルフィア)
併殺を阻止しようとした“走者の足払い”が、賛否を呼んでいる。22日(日本時間23日)に行われたフィリーズ-ブルワーズ戦。一塁走者だったブルワーズのアンドリュー・マカッチェンが遊撃手を転倒させたスライディングに対し、審判は守備妨害の判定。ファンは「いい判定だ」「何も卑劣じゃなかった」と意見が分かれている。
5回無死一塁で、打者のウィリー・アダメスが二塁へのゴロを放った直後だった。二塁のベースカバーに入った遊撃手のヨハン・カマルゴは一塁へ転送しようとしたが、マカッチェンが出した右脚に足を払われる形となって転倒。送球はできなかったが、審判は「インターフェア」をコール。結果的に2つのアウトは奪えたが、倒れたカマルゴは怒りの態度を示していた。
この場面を米メディア「ジョムボーイ・メディア」がツイッターで紹介すると、ファンからは賛否が噴出。「愚かなルールだ。彼はやるべきことをしただけ」「クリーンなスライディング」と“無罪放免”を訴える声がある一方で、「ルールはそういうものだ」「私には正当な判定に思える」と審判を支持する声もあった。