トラウト、驚異の1試合2発　反撃3号＆同点4号、マルチHR21度目は球団新記録

初回に反撃の右中間3号ソロ、5回に同点の左越え4号ソロ

■エンゼルス ー オリオールズ（日本時間24日・アナハイム）

　エンゼルスのマイク・トラウト外野手は23日（日本時間24日）、本拠地のオリオールズ戦に「2番・中堅」で先発出場し、1試合2本塁打をマークした。初回の第1打席で反撃の3号ソロを放つと、5回の第3打席で同点の4号ソロを放った。

　まずは2点を追う初回1死。右腕ワトキンスの真ん中低めのフォーシームを逆方向へ打ち返した。右中間席へ飛び込む3号ソロ。打球速度110.1マイル（約177.1キロ）、飛距離408フィート（約124.4キロ）、角度26度だった。

　1試合2発は5回2死だ。1ボールからワトキンスのカーブを左越えへ。飛距離417フィート（約127.1メートル）の特大弾だった。1試合2発は通算21度目。ティム・サーモン、ブラディミール・ゲレーロを抜いて球団新記録となった。

　トラウトは16日（同17日）の敵地・レンジャーズ戦で左手に死球を受けて打撲。翌17日（同18日）からのアストロズ3連戦を欠場し、前日22日（同23日）に復帰したばかりだった。今季初の1試合2発で全快をアピールした。