大谷翔平、オールドスタイルで2安打2得点 指揮官は大絶賛「大好きだ」「いい感じだ」
試合前まで2試合連続無安打も3試合ぶりマルチ「火傷するほどホットになるよ」
■エンゼルス 7ー6 オリオールズ(日本時間25日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地・オリオールズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、今季4度目のマルチ安打をマークした。7回に3試合ぶりの安打となる右前打を放って勝ち越し生還。8回の中前打で4打数2安打2得点。打率.224とした。チームは7-6で競り勝ち、連敗を2で止めた。
オールドスタイルで臨んだ一戦。待望の快音は同点の7回先頭だ。右腕・バウマンの内角フォーシームを引っ張って右前へ。3試合14打席ぶりの安打となった。続くトラウトの右飛で二塁へ進む好走塁。同1死満塁からウォードの押し出し四球で勝ち越し生還した。8回2死の中前打で3試合ぶりのマルチ安打。68歳のマドン監督は「大好きだよ。似合っていた。実際、彼が少し背が低く見えたと思った。いい感じだよね」と声を弾ませた。
前日23日(同24日)まで2試合無安打だった。試合前練習のキャッチボールからストッキングを見せる新スタイルで臨んだ。初回先頭では四球で出塁してウォルシュの左前2点打で先制ホームイン。二塁失策で出塁した4回は二盗失敗したものの、1番打者として2安打2得点と結果を出した。
25日(同26日)からは本拠地・ガーディアンズ4連戦。大谷について、マドン監督は「あまりにいい選手だ。自信が全て。近い将来、火がつく。火傷するほどホットになるよ」と、悩めるMVP男の復活を予言していた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)