「これは酷い」表情変えぬ大谷翔平に称賛の声「この誤審に耐えられるって凄い」
米記者はゾーン外のストライク判定の割合が上がっていると指摘
■エンゼルス 3ー0 ガーディアンズ(日本時間26日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地でのガーディアンズ戦に今季初めて「2番・指名打者」で先発出場したが、4打数無安打2三振に終わった。打率.211(71打数15安打)。見逃し三振に倒れた3回の第2打席では、ボールゾーンを通過したように見える低めの変化球をストライクに取られる場面も。ファンは「これはストライクに程遠い」と同情の声を寄せている。
3回1死で迎えた第2打席だった。ガーディアンズの先発右腕シェーン・ビーバーがカウント1-0から投じたナックルカーブは、やや内角寄りの低めに。画面に映し出されるストライクゾーンより低い部分を通過しているが、球審の判定はストライク。それでも大谷は表情を一切変えずに遠くを見つめている。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「ショウヘイは地球上で最も我慢強い人間に違いない」と綴って投稿。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」のザッカリー・ライマー記者はこのツイートを引用し、「冗談じゃない。彼のゾーン外の球をストライクと判定された割合は、2021年の6.3%から今季10.5%に上がっている」と自身のツイッターに綴った。
ファンもこの判定に同情し、「彼が打率.200なのも分かる」「これはストライクには程遠い」「とんでもなく素晴らしいフレーミングだ」「神よ、これは酷い」「自動ストライクゾーン技術を導入してくれ」とコメント。淡々と判定を受け入れた大谷について「ワンダフルな心に祝福を」「彼は育ちがいい」「この誤審に耐えられるってすごいよ」と称賛する声もあった。