鈴木誠也は新人王の「大本命」 ブックメーカーがつけた驚愕の“マイナス”オッズ

カブス・鈴木誠也【写真:AP】
カブス・鈴木誠也【写真:AP】

両リーグトップの「-112」というオッズが与えられた

 広島からポスティング制度を利用してカブス入りした鈴木誠也外野手が、ブックメーカーにも新人王の“ド本命”にあげられている。カナダのスポーツ専門メディア「ザ・スコア」がア、ナ両リーグの新人王オッズを紹介。鈴木には1人だけマイナスのオッズがつけられている。

 記事はブックメーカーの「Barstool Sportsbook」のオッズを紹介している。ナ・リーグ新人王のオッズは鈴木誠也がトップで「-112」という数字が。112ドル賭けないと、当たった時に100ドルの利益が得られないという意味で、マイナスのオッズがつくのは、両リーグで鈴木だけだ。

 ナ・リーグの2位は最速166キロの剛球を投げるハンター・グリーン(レッズ)で、オッズは「+550」。こちらは100ドル賭けて、当たれば550ドルの利益になるという意味だから、鈴木への“一極集中”がわかろうというもの。ア・リーグトップのボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)も「+275」にすぎない。

 鈴木は26日(日本時間27日)の試合を終え、17試合に出場し打率.327、4本塁打、13打点。OPS1.098はメジャー全体で3位、ナ・リーグではトップだ。記事は「彼は打席ですごく我慢強い」として四球の多さ、出塁率の高さなど高い生産性を称えた。52打席で18三振を喫している三振率については「改善の余地がある」としたものの「彼がこの3週間を通して打席で行ってきたことには、他のどの新人たちも到底及ばない」。注目は高まる一方だ。

※29日11時45分、一部を加筆・修正しました。

(Full-Count編集部)

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