DeNAが直面する“5番問題”の正解は? 大田起用も…三浦監督悔やむ「痛かった」
左腕メルセデスに対し、左打者の楠本に代えて右の大田を起用
開幕からずっと5番を張ってきた宮崎が19日の阪神戦で左太ももを痛めて離脱して以降、三浦監督は5番にソトを当てていたが、26日の巨人戦でソトを3番に上げ、5番に楠本を置く新打線を組んだところ、1イニング5得点の猛攻で快勝。一夜明けたこの日は、3番のソトはそのままに、相手の先発が左腕のメルセデスとあって、左打者の楠本に代えて右の大田を起用したのだが、指揮官が思い描いた通りにはいかなかった。
今季から横浜に新天地を得た大田は、これまで1番で1試合、2番で6試合、6番で1試合にスタメン出場し、27日現在打率.255、2本塁打、7打点。タイラー・オースティン外野手が右肘のクリーニング手術を受け長期離脱が確定的なだけに、今こそレギュラーの座を固めたいところ。試合に出ていても出ていなくても、ベンチで大声を張り上げムードを盛り上げる姿を首脳陣は高く評価しているが、フィールド上に居場所を作るためには、与えられたチャンスを死に物狂いでモノにするしかない。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)