加藤豪将のメジャー初安打に指揮官も感激 「私は2本、それ以上打ってほしい」

待望のメジャー初安打を放ったブルージェイズ・加藤豪将【写真:ロイター】
待望のメジャー初安打を放ったブルージェイズ・加藤豪将【写真:ロイター】

モントーヨ監督は加藤と同じ27歳シーズンでデビュー、通算2安打を記録した

■Rソックス 7ー1 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)

 ブルージェイズの加藤豪将内野手が27日(日本時間28日)、本拠地でのレッドソックス戦に「8番・二塁」で3度目のスタメン出場。メジャー7試合目にして、4回に初安打となる二塁打をマークした。米挑戦10年目、27歳で記録したメジャー初安打にチャーリー・モントーヨ監督も感激。自身はメジャー通算2安打だったことから「彼にはそれ以上打ってほしい」とエールを送った。

 2013年からマイナー生活を続けてきた加藤。この日の第2打席で放ったメモリアル安打をモントーヨ監督も称えた。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」でブルージェイズを担当するミッチ・バノン記者が自身のツイッターに指揮官のコメントを投稿。「私も27歳の時に初めてヒットを打ったからね。同じ年齢だ。彼が成し遂げたことを、誰も奪うことはできない。私はヒットを2本しか打ってないけど、彼にはもちろんそれ以上打ってほしいと思っている」と語っている。

 56歳のモントーヨ監督がメジャーでプレーしたのは、27歳で迎えた1993年の1シーズンのみ。エクスポズ(現ナショナルズ)で4試合に出場、打率.400(5打数2安打)の成績を残している。ポジションも加藤と同じ二塁で、21歳からマイナーで下積みを経験した。似たような境遇から這い上がってきた加藤に共感を覚えたようだ。

(Full-Count編集部)

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