鈴木誠也、5度目マルチでチームトップ14打点 延長10回に勝ち越し大はしゃぎ
3回にフェンス直撃の適時二塁打、4回には右前打をマーク
■カブス 6ー3 ブレーブス(日本時間28日・アトランタ)
カブスの鈴木誠也外野手が27日(日本時間28日)、敵地でのブレーブス戦に「2番・右翼」で先発出場。3回に左翼フェンス直撃の痛烈な適時二塁打を放つと、続く4回にも右前打。3試合ぶりのマルチ安打となり、5打数2安打1打点で打率.333。チームは延長10回に勝ち越して6-3で勝ち、連敗を2で止めた。
初回無死一塁の第1打席では8球粘った末に見逃し三振。しかし3回無死二塁の第2打席で10球目を捉えると、打球は左翼フェンス直撃のタイムリー二塁打に。2試合ぶりの快音で、3試合ぶりの打点を挙げた。4回の第3打席でも詰まりながら右前打。7回先頭の第4打席は右直に倒れ、9回の第5打席は一飛だった。
試合は8回に追いつかれたが、タイブレークの延長10回に3点を勝ち越し。ウィズダムが3号2ランを放つと、鈴木はベンチでぴょんぴょん跳ねながら大はしゃぎだった。
開幕2週目には週間MVPを受賞。OPSは依然としてメジャー上位の数字を誇り、チームトップの14打点。前日26日(同27日)に4打数無安打で連続安打は3試合でストップしたが、すぐさま頼もしく快音を放ち始めた。