大谷翔平が「瞬間移動する」 マジックのような爆速スチールは「走るユニコーン」
8回に今季4個目の盗塁、捕手の悪送球で一気に三塁へ進んだ
■エンゼルス 5ー1 Wソックス(日本時間30日・シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地で行われたホワイトソックス戦に「4番・指名打者」で出場。11試合47打席ぶりの4号ソロを放つなど5打数2安打3得点と躍動した。8回には二盗を決めて、捕手の悪送球の間に三塁へ進塁。そのスピードにファンは「瞬間移動する」と驚いている。
初回に左中間へ今季4号ソロを放った大谷が、8回に巧打と足で魅せた。1死から打席に立ち、長いリーチを生かして外角球をセンター前に運んで出塁。2死から、左腕・ソーザのモーションを盗んで今季4個目の盗塁を決めた。しかもグランダル捕手が二塁悪送球したため、躊躇することなく三塁へ進塁。ウォルシュのタイムリー二塁打で4点目のホームを踏んだ。
エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」は公式ツイッターに「気を付けて! 瞬きしたらオオタニの動きを見逃しちゃうかもよ」と綴って、この盗塁動画を投稿。ファンは「私のMVP」「走るユニコーン」「キャッチャーのミス誘う盗塁」「三塁に行く時に後方を見ながら走ってるのは、ボールの行方の確認じゃなくてバランス崩して転倒した選手のこと心配してるのかな。大谷さん……優しい」とコメントしている。昨季はリーグ5位の26盗塁をマークした大谷。今季はいくつ積み上げるだろうか。
(Full-Count編集部)