ボールが「下へ瞬間移動した」 2種類の“魔球”は「グニャグニャに曲がるよね」

30日のホワイトソックス戦に登板したジミー・ハーゲット【写真:ロイター】
30日のホワイトソックス戦に登板したジミー・ハーゲット【写真:ロイター】

エ軍ハーゲットのスライダーとシンカーが注目を集めている

■エンゼルス 5ー1 Wソックス(日本時間30日・シカゴ)

 エンゼルスは29日(日本時間30日)に敵地で行われたホワイトソックス戦に5-1で勝ち6連勝を飾った。先発予定だったノア・シンダーガード投手が登板回避し、急遽先発を任されたジミー・ハーゲット投手が3回を1安打1失点。28歳の右腕が投じたスライダーとシンカーの切れ味にファンは「意味不明」「非現実的」と声を上げている。

 ローテの一角シンダーガードが先発を回避。代わって先発したハーゲットが3回1失点にまとめ、6連勝に貢献した。さまざまな変化球を操る横手投げ右腕。「ピッチング・ニンジャ」こと投球分析家ロブ・フリードマン氏はこの日、3回にジョシュ・ハリソンを空振り三振に仕留めた83マイル(約133.6キロ)のスライダー、9番レウリー・ガルシアから同じく空振り三振を奪った91マイル(約146.5キロ)のシンカーに注目し、自身のツイッターに動画を投稿。「ジミー・ハーゲットは人為的誤作動そのもの」と評している。

“2種類の魔球”にファンも驚嘆し、「あのスライダーは、下へ瞬間移動した。なんてこった」「ちょっと待って。なに?」「これどうやって打つの」「もう20回この映像見たけど、まったく理解できない」といった声が。日本語でも「ハーゲットくん、グニャグニャに曲がるよね球が」とコメントが寄せられている。

【実際の映像】「グニャグニャに曲がるよね」 エンゼルス右腕が投じる2種類の“魔球”

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