オリドラ5は「高卒とは思えない」 “イチロー恩師”絶賛の「振り切るスタイル」
ドラフト5位ルーキー池田が昇格即「9番・右翼」で初出場、初安打をマーク
■西武 2-1 オリックス(1日・京セラドーム)
オリックスのドラフト5位ルーキー・池田陵真外野手が1日、本拠地での西武戦でプロ初出場初安打をマークした。オリックス、ソフトバンク、広島で打撃コーチなどを歴任し“イチローの恩師”としても知られる新井宏昌氏は「自分のスイングができている。高卒とは思えない、大したものです」と絶賛した。
池田はこの日、出場選手登録されると即「9番・右翼」でスタメン出場。第1打席、第2打席は凡退したが、8回の先頭で迎えた第3打席では西武・平良の初球156キロを捉え、プロ初ヒットとなる痛烈な右前打を放った。
オープン戦でも結果を残していた池田の打撃に新井氏は「トップリリーバーから放った、非常に価値のあるヒットだと思います。普通はストレートに遅れるのが嫌で、体を開く選手もいる。だが、しっかり目を付けて逆方向に強いスイングをした」と評価する。