鷹・柳田、山本から満塁弾「執念が奇跡を呼んだ」 自己ワースト7失点の右腕がっくり

3号満塁弾を放ったソフトバンク・柳田悠岐【画像:パーソル パ・リーグTV】
3号満塁弾を放ったソフトバンク・柳田悠岐【画像:パーソル パ・リーグTV】

同点で迎えた6回に左中間へ勝ち越しの満塁弾

■ソフトバンク 7ー3 オリックス(3日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手がオリックスの山本由伸投手からグランドスラムを放った。3日に行われたオリックス戦。同点で迎えた6回に勝ち越しの3号満塁弾。山本は7失点でKOとなり、マウンドを降りた。

 劇的な一発が飛び出した。同点で迎えた6回だ。先頭の甲斐が死球で出塁。三森、牧原大が連打で繋ぎ、満塁とすると、打席には柳田が入った。2ボール2ストライクから2球、ファウルで粘ってからの7球目。153キロの真っ直ぐを弾き返すと、柳田は本塁打を確信。ゆっくりと歩き出すと、打球は左中間ホームランテラス席へと消えた。

 勝ち越しのグランドスラムに、打たれた山本は膝に手をついてガックリと肩を落とした。右腕はここでノックアウトとなり、6回途中10安打7失点。山本の7失点はキャリアワーストで、2桁被安打は昨年5月5日の西武戦以来、約1年ぶりでキャリアでは2度目。ソフトバンク戦では初めて。柳田は「チャンスだったので、とにかく前に飛ばそう、それだけでした。追い込まれてしまいましたが、本当にその執念が奇跡を呼んだ一打です」と語った。

【実際の映像】由伸ガックリ…打った瞬間バット突き上げた、柳田の豪快グランドスラム

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