フェンス際で空中キャッチ&高速反転送球 同僚も飛び跳ねる併殺が「半端ない」
この日1軍昇格、即先発の高木渉が右中間の打球を好捕した
■西武 4-2 ロッテ(3日・ベルーナドーム)
西武の高卒5年目、高木渉外野手が3日に今季1軍初昇格し、本拠地・ベルーナドームでのロッテ戦に「6番・右翼」で先発出場。5回の守備で後方への大飛球をスーパーキャッチした。22歳が見せた超美技と、返球に素早く反応して併殺を完成させた外崎修汰内野手のプレーにファンは沸いている。
1点リードの5回1死一塁の場面。ロッテ・山口の打球は右中間後方を襲った。背走して打球を追った右翼・高木はフェンス際でジャンプ。見事グラブに収めた。これだけではない。高木から返球を受けた二塁の外崎が振り向きざま一塁へ送球。既に二塁を蹴っていた一塁走者の中村奨が懸命に一塁に戻るも、ギリギリのタイミングでアウトにした。抜けていれば同点にされていたであろう場面で飛び出した“超美技併殺”。外崎からの送球を受けた一塁手の山田は飛び跳ねて喜びを表している。
「パーソル パ・リーグTV」が「【超守備ゲッツー】高木渉『“スーパーキャッチ”に走者戻れず…』」として動画を投稿すると、ファンも反応。「これ……半端ない!」「上手い! ナイスプレー!」「これはすごい!? スーパープレー」「文句無くビッグプレーだ」と声を寄せた。外崎の素早い中継プレーにも「捕ってから速すぎる」「人間にはできない動きするよな」と驚きの声があがった。