元阪神助っ人“パンダ”は今… 衝撃的だった甲子園の熱狂は「人生で一番」

阪神でもプレーしたジェイソン・ロジャース【写真:Getty Images】
阪神でもプレーしたジェイソン・ロジャース【写真:Getty Images】

今季は米独立リーグの「リンカーン・ソルトドッグス」で選手を指導する

 2017年に阪神に在籍し、その風貌から「パンダ」の愛称で知られたジェイソン・ロジャース内野手は現在、米独立リーグのアメリカンアソシエーションに属する「リンカーン・ソルトドッグス」でコーチを務める。米国、日本、メキシコでプレーした34歳は阪神で過ごした1年を「人生で一番多くのファンを前にプレーした。良い野球だ」と振り返っている。「リンカーン・ソルトドッグス」がある米ネブラスカ州のメディア「ネブラスカ・ニュース・サービス」が伝えている。

 ロジャースは今シーズン、選手兼任コーチとして「ソルトドッグス」と契約したがプレーはせず、コーチ業に専念している。年齢を重ねて選手としてのキャリアが終盤を迎える中で、選手兼任コーチのオファーはフルタイムのコーチ移行に向けて「素晴らしいチャンスだった」と記事は指摘する。

 ロジャースは米ジョージア州のコロンバス州立大から、2010年ドラフト32巡目でブルワーズに入団。2014年にメジャーデビューを果たして2015年には86試合出場、翌2016年にパイレーツ移籍するもこの年は23試合出場に終わった。

 翌2017年7月に阪神に入団し、7月18日の広島戦でデビューして初安打、初打点を記録。同21日のヤクルト戦では来日1号を含む1試合2本塁打を記録するなど期待を抱かせた。しかし、その後は苦しんだ。結局40試合出場で打率.252(123打数31安打)、5本塁打、23打点に終わり、オフに自由契約に。「人生で一番多くのファンを前でプレーしたよ。向こうの文化はとても異なっていて、毎日の練習は試合のようで、言葉の壁は難しかった。(NPBは)MLBの少し下のステップだけど、良い野球だ」と振り返っている。

 その後は米独立リーグやメキシカンリーグでプレー。米独立アトランティックリーグ時代からロジャースを知っていたソルトドッグスのブレット・ジョディ監督が、選手兼任コーチとしてロジャースを推薦した。13年間のプロ生活で得た豊富な経験が若い選手を導く助けになっている。ソルトドッグスのチャーリー・メイヤーGMも、ロジャースが様々な経験がコーチに適する要因になったと話しているという。

「私は選手がフィールド内外でベストな選手になれるように助けてあげたい。彼らを(MLB)傘下のチームか、できればメジャーまで連れていってあげたいね。限られたチャンスを生かしてほしい」とロジャース。目標はプロや大学レベルで監督になること。その日が来ることを夢見て、選手育成に励んでいる。

(Full-Count編集部)

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