阪神、繋ぎの5番・山本は機能した? 専門家指摘「それだけ大山の打順悩んだ」
「中日も打線がもう少し機能すれば面白い存在に」
阪神打線が思うように繋がらない部分もあったが、一方で野口氏は「昨年から調子はいいが、今年は輪をかけて良くなっている。」と中日の投手力を高く評価する。技巧派の松葉が5回4安打1失点と踏ん張り、その後は清水、祖父江、ロドリゲス、R・マルティネスのリリーフ陣が散発1安打に抑える快投だった。
セ・リーグはヤクルトが巨人を破り首位に浮上し、4位中日までのゲーム差は「2」と混戦模様となっている。「巨人が好調でしたが、怪我人もあり分からない状況になってきた。ヤクルトも勢いが出てきましたし、中日も打線がもう少し機能すれば面白い存在になってくる」と野口氏。
6連勝で息を吹き返すかと思われた阪神。開幕から課題だった“打線の繋がり”が解消されない限り、厳しい戦いはこれからも続きそうだ。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)