鈴木誠也、189勝左腕カーショー撃ちは「うれしかった」 印象は「黒田さんから聞いてて」

カブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
カブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

第2試合ではメジャー初の三塁打など2試合連続安打

■ドジャース 6ー2 カブス(日本時間8日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたたドジャース戦で自身初のダブルヘッダーを経験。2試合で計7打数2安打だった。この日で開幕から1か月。メジャーで過ごす初めてのシーズンを「寒いなってずっと思いながら過ごしています」と苦笑いで振り返った。

 いずれも「2番・右翼」でフル出場。第1試合は4回の第2打席に通算189勝左腕クレイトン・カーショーから左前打を放った。「黒田(博樹)さんから色々話は聞いていましたし、そういう人とやれるのはうれしいこと。自分のスイングをしっかりしようというだけで入ったので、特に投手を見るとかそういうのもなかったですけど、でも対戦できてうれしかったです」と振り返った。

 第2試合は3回の第2打席に右翼線へメジャー初となる三塁打。それでも初回無死三塁では空振り三振、8回無死一塁では投ゴロに倒れた「全般的に安打は出ていますけど感覚もよくないですし内容も良くない。もう少し色々やっていかないといけないと思います」と反省した。初体験のダブルヘッダーは「特に普通。1試合目やって2試合目やるみたいな」というものの、試合間は「寝てました」とコンディション維持に努めた。

 この日で開幕からちょうど1か月。4月のナ・リーグ月間最優秀新人(ルーキー・オブ・ザ・マンス)を受賞するなど25試合に出場して打率.253、5本塁打15打点、OPS.840のスタートとなった。寒さで知られるシカゴで「暖かくなると聞いているんですけど、一向にならないのでもう信じないです」と思わぬ“敵”の存在を明かしていた。

(Full-Count編集部)

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