大谷翔平のフェン直同点二塁打は「凄かった」 サヨナラ打のレンドンも絶賛

サヨナラ勝ちを決め抱き合うエンゼルスのアンソニー・レンドン(左)と大谷翔平【写真:AP】
サヨナラ勝ちを決め抱き合うエンゼルスのアンソニー・レンドン(左)と大谷翔平【写真:AP】

「母の日」の劇的サヨナラ勝ちに「すべてのお母さんたち、母の日おめでとう」

■エンゼルス 5ー4 ナショナルズ(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地でのナショナルズ戦でフェンス直撃の同点2点適時打を放った。「3番・DH」で出場すると、2点ビハインドの9回2死から同点の適時二塁打。直後にサヨナラの適時打を放ったレンドンも「あれは凄かった」と絶賛する起死回生の一打だった。

 4打席無安打で迎えた9回にドラマは待っていた。レンヒーフォが四球で出塁、ウォードが右前安打で続き、一、三塁のチャンスが出来た。トラウトが三振に倒れ、2死一、三塁で大谷が打席へ。右腕レイニーのスライダーを打ち返した打球は左中間へと飛んだ。あともう少しでサヨナラ弾となりそうだった打球は、フェンス直撃の二塁打となり、2者が生還して同点になった。

 さらに、続くレンドンの中前打で大谷が二塁から一気に生還。サヨナラのホームを踏んで、ド派手なガッツポーズを決めた。試合を決めたレンドンは試合後に「今季は最初からこういうことを目指していた。誰かがだめなら次がやっていこう、とね。今夜は勝ってシリーズを勝ち越せたことがただただ嬉しい」と振り返っていた。

 この日は「母の日」ということで、選手たちは各々の“ピンクコーデ”で試合に臨んだ。エンゼルスは20連戦の勝ち越しを決め、レンドンは「みんな僕らについてきてくれ。これからもわくわくするような試合をみせるからさ。すべてのお母さんたち、テキサスの母、そして妻に、母の日おめでとう。みんな愛してるよ」とメッセージを送っていた。

(Full-Count編集部)

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