鈴木誠也、3試合ぶり無安打も… “母の日仕様”でアームバンドに刻んだ母への感謝
3打数無安打1四球で打率は今季ワーストの.244に下降
■ドジャース 7ー1 カブス(日本時間9日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手は8日(日本時間9日)、本拠地でのドジャース戦に「2番・右翼」で出場し、空振り三振、空振り三振、四球、三飛の内容で3試合ぶりの無安打に終わった。打率は今季ワーストの.244に下がった。
相手先発は昨季16勝を挙げたドジャースのエース右腕ビューラー。1、2打席目とも空振りの三振に倒れる。3打席目は四球で出塁したが、後続の内野ゴロで二塁封殺となった。8回の第4打席は2番手のフィリップスに対し、左足をやや後ろに引くスタンスで構えたが、真ん中高めのスライダーを打ち損じて三飛に倒れた。
今季初の3安打を連ねた4月23日のパイレーツ戦後、鈴木は「何とか修正しながら毎日やらないといけないと思う。明日悪いかもしれないですし」と話しており、キャンプから微修正を重ね、タイミングの取り方を試行錯誤している。
この日は、ピンクのバットにストッキング、リストバンドを使用。そして、左肘のアームバンドには「ありがとう」の文字が刻まれた“母の日”仕様で臨んだ一戦だったが、快音を響かせることはできず。結果で母への“感謝の思い”を届けることはできなかった。
今季ワーストの5連敗を喫したチームは、9日から敵地でパドレスとの3連戦を戦う。遠征用のバッグに荷物を詰めた鈴木は、ダルビッシュ有との再会を楽しみに敵地サンディエゴに乗り込む。