楽天・田中将大、国内3227日ぶり完封 チームは驚異の勝率8割…11連勝で首位快走
チームは31試合消化でわずか6敗、マー君が107球で日本球界復帰後初の完封
■楽天 7ー0 ロッテ(10日・楽天生命パーク)
楽天は10日、楽天生命パークでのロッテ戦に7-0で勝ち、球団記録を更新する11連勝を飾った。勝率は驚異の8割に。31試合を消化してまだ6敗しかしておらず、首位を快走している。先発した田中将は国内で約9年ぶりの完封。107球の快投劇で、相棒の炭谷とハイタッチを交わした。
先発の田中将は3回2死までパーフェクト投球。5回先頭から連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招いたが、山口を空振り三振に。エチェバリアを遊ゴロに仕留めると、柿沼を中飛に抑えて事なきを得た。6回以降も危なげないマウンドを見せ、9回を投げ切り、4安打7奪三振で無失点。国内では2013年7月9日の日本ハム戦(東京ドーム)以来、3227日ぶりの完封で今季4勝目を挙げた。
打線は5回に黒川と辰己の連打をきっかけに2死満塁に。銀次の遊撃への適時内野安打で先制すると、なおも満塁から捕逸で1点を追加した。8回1死二、三塁ではマルモレホスが左翼へ2点適時二塁打を放つと、その後も攻撃の手をゆるめず辰己や炭谷のタイムリーで計5点を追加して試合を決めた。
(Full-Count編集部)