西武育成新人がダイビング好捕! 楽天の快速20歳は“盗塁王” 2軍でアピールする若手
ソフトバンク渡邉陸は1軍デビュー目指し打撃好調
5月3日から5月8日に「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ5試合、ウエスタン・リーグ6試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップする。(成績は10日時点)
4日、今季から楽天に加入した川島慶三内野手と釜元豪外野手が躍動した。同点で迎えた5回、2死から川島が右翼線二塁打で出塁。続く釜元は、右翼手の頭上を越える勝ち越しの適時二塁打を放った。また7日の試合では川島が2安打3打点、釜元が3安打2打点の活躍を見せた。同じく楽天の武藤敦貴外野手は、自慢の俊足でアピール中。7日時点でイースタントップの7盗塁をマークしていた20歳は、8日のDeNA戦で2盗塁を決め、今季の盗塁数を「9」に伸ばした。
5日の楽天戦で、西武・滝澤夏央内野手が2つの好守でチームを盛り立てた。3回2死1、3塁、鋭い当たりをダイビングキャッチすると、5回には一、二塁間を破るかという打球に追い付き、素早く送球。身長164センチの18歳育成ルーキーが見せる軽快な守備に要注目だ。
8日のオリックス-ソフトバンク戦では、新型コロナウイルスの陽性判定を受け、戦線を離れていた杉本裕太郎外野手と福田周平外野手が公式戦に復帰。初回、福田がセンターへの安打を放つなど無死一、二塁とすると、杉本が左翼へ強い打球をはじき返し、先制点を奪った。チームの勝利には、やはりこの2選手が欠かせない。
ソフトバンク・渡邉陸捕手は打撃好調の様子。4日の中日戦で2点適時三塁打を放ち、7日のオリックス戦でも先制打をマーク。ここまで31試合に出場し、打率.333と好成績を残している。1軍デビューを果たすべく、バッティングにさらなる磨きをかける。