大谷翔平、あと数メートルで到達も通算100号お預け 2試合連続マルチ、エ軍大勝
同僚左腕デトマーズが初のノーヒットノーランを達成した
■エンゼルス 12ー0 レイズ(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地・レイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。2打席凡退で迎えた4回に4試合連続安打となる中前打。8回の第5打席であと数メートルで本塁打の右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、2試合連続マルチ安打をマークした。5打数2安打で打率.258。先発のリード・デトマーズ投手は自身初のノーヒットノーランを達成した。ノーヒットノーランはメジャーで今季2度目。チームは12-0で3連勝を飾った。
大谷の技ありの一打は4回先頭だった。2ボール2ストライクから救援右腕アダムの外角低めチェンジアップをバットに乗せた。中前に弾む一打で4試合連続安打とした。
あと数メートルで本塁打の大きな一打は8回だった。野手のフィリップスから右翼フェンス直撃の二塁打を放った。惜しくも通算100号はお預けとなったが、2試合連続今季9度目のマルチ安打をマークした。試合後にはデトマーズのノーヒットノーランに大喜び。笑顔で祝福した。
この日の試合前には昨年のMVP受賞を祝したセレモニーが行われた。「個人的にはもう切り替えている」と話していた大谷だったが、モレノ球団オーナーからMVP記念盾が贈られると、照れくさそうに笑顔を浮かべた。11日(同12日)のレイズ戦では今季4勝目を目指して先発マウンドに上がる。連勝街道を突き進むことができるか。
(Full-Count編集部)