“疑惑のストライク”が「極めて酷い」 退場劇にファン驚愕「惜しくもない」

猛抗議するレッドソックスのアレックス・コーラ監督【写真:ロイター】
猛抗議するレッドソックスのアレックス・コーラ監督【写真:ロイター】

同点の2死満塁フルカウントで低めの“ボール”がストライクと判定された

■ブレーブス 5ー3 Rソックス(日本時間12日・アトランタ)

 レッドソックスのアレックス・コーラ監督とケビン・プラウェッキー捕手が11日(日本時間12日)に敵地で行われたブレーブス戦で退場処分を受けた。同点の6回2死満塁、フルカウントから投じられた低めへの一球がストライク判定されたことに激高。抗議した結果、2人は退場となった。画面に映し出されたストライクゾーンよりも低いように見える一球。ボール判定なら押し出しで勝ち越していただけに、ファンは「極めて酷い判定」「くそボールやんけ」と怒りの声を上げている。

 ボストン地元メディア「マスライブ」によると、見逃し三振に倒れたプレウェッキーは天を仰ぎ、ヘルメットを叩きつけて怒りを表した。グラウンドに飛び出したコーラ監督も怒りの抗議。指揮官はここ4試合で2度目の退場処分となった。ブレーブスの救援右腕コリン・マクヒューが投じた89マイル(約143.2キロ)のカッターはストライクゾーンよりもかなり低く、押し出し四球になっているはずだったと記事は指摘している。この判定により勝ち越し機を逸したレッドソックスは、9回裏にオーランド・アルシアに2ランを浴びてサヨナラ負け。今季成績は11勝20敗になってしまった。

 米メディア「FOXスポーツ」は公式ツイッターに「満塁でのこの見逃し三振判定の後、ケビン・プラウェッキーとアレックス・コーラ監督が退場となった」と記して問題のシーンの動画を投稿。ファンは「これがストライクなんて信じられない マジかよ?」「惜しくもない」「あれはボール4だった」「ブレーブスファンだが、この判定には賛成できない」「なんでストライク判定はリプレー対象にならないんだ?」とコメントしている。また、「フレーミングが素晴らしい」と捕手を称える声もあった。

【実際の動画】「信じらない、マジかよ?」満塁フルカウントでストライクと判定された一投

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