不運な“HR献上”が「完全に常軌を逸している」　正しい行動が呼んだ驚愕の結末

フェンス直撃の打球が外野手の脚に当たり、ボールが転々…

■オリオールズ 5ー3 カージナルス（日本時間11日・セントルイス）

　カージナルスのハリソン・ベイダー外野手が10日（日本時間11日）に本拠地で行われたオリオールズ戦で“珍ランニングホームラン”を放った。フェンス直撃の打球が跳ね返った瞬間に、オリオールズの中堅手がまさかの“キック”。打球が転々と転がる間に本塁生還した。ファンは「あちゃー、私のオリオールズ」と頭を抱えた。

　5点を追う6回無死二塁。ベイダーはバックスクリーン左に大飛球を放った。センターのセドリック・マリンズが懸命に打球を追ったが捕球できず。しかもフェンスに当たって跳ね返ったボールがマリンズの脚に当たり、ボールはレフト方向に転々と転がった。この間に一塁走者のヤディアー・モリーナだけではなく打者走者のベイダーも本塁を陥れた。

　左翼手のサンタンダーがカバーに入るも打球が思わぬ方向に転々とし、オリオールズにとっては不運な形での2点献上。米メディア「FOXスポーツ」が公式ツイッターに「ハリソン・ベイダーのランニングホームラン（余裕で）！」と綴って動画を投稿すると、ファンは「凄いクッションボールw」「打球が空中にある時、外野手がどんなヘマをするか推測しているんだけど、これはいい例だった」「あちゃー、私のオリオールズ」「クレイジー」「これは完全に常軌を逸している」とコメントを寄せた。