通算2632安打カノ、パドレスと契約合意間近 ダルビッシュと共闘か、米報道
来季まで約58億円はメッツに支払い義務
ダルビッシュ有投手が所属するパドレスが、ロビンソン・カノ内野手と契約合意間近になっているとMLBネットワークのジョン・ヘイマン記者ら米複数メディアが12日(日本時間13日)に伝えた。カノは8日(同9日)にメッツから契約を解除されていた。メジャー契約を結ぶ可能性があるという。
39歳のカノは2005年にヤンキースでメジャーデビュー。2013年オフにマリナーズと10年総額2億4000万ドル(約312億円)の大型契約を結んだ。2018年オフに2対5の大型トレードでメッツへ移籍したが、2020年オフに2度目の薬物規定違反で昨季は全休。処分明けの今季は12試合出場して打率.195、1本塁打、3打点と苦しみ、2日(同3日)にロースター40人枠から外されて事実上の戦力外となっていた。
来季まで総額約4500万ドル(約58億円)の契約が残っており、パドレスに正式に移籍した場合でもメッツが残り年俸のほとんどを負担する見込み。最低年俸70万ドル(約9000万円)で契約可能となっている。同選手はメジャー通算2632安打、335本塁打を記録。オールスター戦に8度選出されている。
(Full-Count編集部)