中日・根尾の1軍登板は「近いうちにある」 元エースが断言する根拠とは?
最速150キロに苦笑「他の投手、立場ないやん」
中日の根尾昂外野手が、8日の2軍阪神戦(甲子園)でマウンドに上がった。打者5人に対し、最速150キロを記録した投球を、チームOBでエースとして活躍した吉見一起氏がチェック、自身のYouTube「吉見一起 コントロールチャンネル」で1軍登板について「近いうちにある」と大きな可能性を語っている。
根尾は20球を投げ、2/3回を被安打3本、1失点。まず言いたいのは「他のピッチャー立場ないやん」と口にし笑った。自身の最速は149キロだったといい「150キロ出ない投手はたくさんいる」と、根尾の恵まれた才能をうらやんだ。
画像でチェックした投手・根尾の姿からは「初球あれだけのボールをズドンと投げられる。コントロール、投げっぷり。言われなければピッチャーに見えるフォーム」と違和感を覚えなかった。もちろん遊撃手として上を目指すのが第一だとした上で「1軍で根尾投手になるところも見てみたいなと思います」と口にする。
根尾は大阪桐蔭高でも投手兼遊撃手だった。プロ入り後は投手としての練習を積んでいるわけではないが、吉見氏は「投げていく中で感覚っていうものを思い返すと思う。1イニング投げ切って0点に抑えることは十分にあるのではないかと思います」と感覚さえ戻れば、リリーフとしての起用は十分にあると見ている。