大谷翔平、今季10度目マルチもエ軍サヨナラ負け あと1死から守護神が逆転3ラン被弾
4打数2安打1打点3出塁で打率.257
■アスレチックス 4ー3 エンゼルス(日本時間15日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたアスレチックスとのダブルヘッダー第1試合に「3番・指名打者」で先発出場した。3回に2試合ぶり安打となる右翼線二塁打を放つと、5回の左前打で3試合ぶり今季10度目のマルチ安打をマークした。4打数2安打1打点、1四球で打率.257。チームは3-4でサヨナラ負けした。
2試合ぶりの快音は3回2死一塁だった。先発右腕ブラックバーンの内角カットボールを振り抜いた。打球速度104マイル(約167.4キロ)の速い打球を右翼線へ。同二、三塁にチャンスを広げた。得点にはつながらなかった。5回2死では外角球を逆らわずに左前へ。今季10度目のマルチ安打をマークした。
初回無死一、三塁の遊ゴロの間に先制点を演出。9回1死二塁では四球を選んだ。通算100号に王手をかけてから4試合足踏みとなったが、打撃の状態は悪くはなさそうだ。早期のメジャー通算100号到達に期待がかかる。
打線は同点の8回にベンチスタートだったトラウト、レンドンを代打で投入。トラウトの敬遠四球後にレンドンが勝ち越し打を放った。2人の年俸だけで計7368万8094万ドル(約95億2200万円)だ。しかし、9回に守護神・イグレシアスがあと1死から逆転3ランを被弾。まさかのサヨナラ負けを喫した。