大谷翔平、大手術を乗り越えての100号に感慨「ここまで来られて良かった」 一問一答
初安打、初勝利の地オークランドは苦手?「打っている印象はない」
――狙っていたボールだったか。
「甘い球が来たら、打ちたいと思っていたので。真ん中付近に来て、しっかり逃さずに打ててよかったなと思います」
――初安打、初勝利もオークランドだった。
「毎年いい投手陣ですし、そんなに打っている印象はないので。あまりいい印象というかポジティブな印象は少ないかなと思います」
――100本塁打への思い入れ、意味は。
「長打を期待されていると思うので、そういう意味では大きいかなと思います。基本的には単打を含めて二塁打も総合的に上げていきたいなと思っているので。あまり大雑把になりすぎないような打席を続けられればいいなと思います」
――100号への意識。プレッシャーは。
「プレッシャーはないですかね。いいシーズンにしたいなと思っているので。その中で、大きい数字の1つかなと思いますけど。シーズン単位で考えるので、特に100がどうとか、いつ打ちたいとかはないかなと思います」
――松井秀喜選手を抜く日本人最速。
「少しタイプ的に僕よりも率が高いですし、それこそ総合的に高い打者だと思うので。目標にずっとしてきましたし、そういう選手像の中で尚且つ本塁打を多く打てるのが自分の中でも理想。率も残るし、四球も取るし。尚且つ長打を打てるのが一番いい選手かなと思います」
――5月に入って三振の数も減った。
「三振が減ったからいいかは分からないですけど、それこそ際どいところを見送れる。例えストライクを取られても、しっかり我慢できるのが逆に良かったりするので。今はちょっと広がりすぎているのかなと。内野ゴロもそうですし、難しい球を打っているのかなという気がするので。三振がないのはいいことですけど、そういうところを直せれば、もう少しいい打席を増やせるかなと思います」
――アメリカで通算100本塁打を打った喜びは。
「それは嬉しいですね。もっともっといい数字を残せるように頑張りたいなと思います」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)