大谷翔平は「ルースを追い抜くだろう」 2人目の100発&250Kに敵地メディアも降参

メジャー通算100号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
メジャー通算100号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

メジャー通算100号&250Kはルース以来、敵地ではどう報じられた?

■エンゼルス 9ー1 アスレチックス(日本時間15日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)オークランドで行われたアスレチックスとのダブルヘッダー第2試合で、自身メジャー100号となる7号2ランを放った。アスレチックスの地元メディアは、100本塁打&250奪三振を達成した選手がベーブ・ルース以来2人目となることを称え「ルースを追い抜くだろう」と近い将来、野球の代名詞さえも越えたオンリーワンの選手になるのではと予測している。

「NBCスポーツ・ベイエリア」の記事では「打者として少なくとも100本塁打を打ち、投手として少なくとも250三振を奪った野球史上2人目の選手として、最も偉大なベーブ・ルースに加わった」と大谷の偉業をまず称えている。

 その上で「オオタニはまだ27歳で、まだまだ多くのホームランを打つことは確実だが、ルースの生涯通算本塁打数714本に近づく可能性はかなり低いだろう」と、この部門でのルース越えが容易ではないと指摘した。メジャーリーグ史上、ルースの通算本塁打を超えたのは762本のバリー・ボンズと755本のハンク・アーロンの2人しかいない。

 一方で「しかし奪三振に関しては、ルースは投手としてレッドソックス(483)とヤンキース(5)で計488奪三振を記録。オオタニはここまでのキャリアで、268奪三振を記録しており、来季のどこかの時点で、ルースを追い抜くだろう」と、早期の「ルース越え」があると指摘している。大谷がこのまま本塁打と奪三振の数字を重ねていけば、二刀流選手としてオンリーワンの存在になる。

 記事は「昨年のア・リーグMVPは、今シーズンも強力なスタートを切り、素晴らしかった2021年のシーズンをバックアップしている。そして、オークランドでのダブルヘッダーの第2試合に入る前の時点で22勝13敗という、エンゼルスのすばらしい今季のスタートにも貢献している」と結ばれている。この試合を終え、アスレチックスは同じア西地区で15勝21敗の4位。大谷の快記録とともに上昇していくエンゼルスが、まぶしく映ったことだろう。

(Full-Count編集部)

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