大谷翔平の今季最長弾を一発キャッチ 日系エ軍ファン大興奮「ここまで飛ぶと思った」
オークランド在住のエンゼルスファンがHRキャッチ「今日のも嬉しいよ」
■エンゼルス 4ー1 アスレチックス(日本時間16日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地のアスレチックス戦で決勝の8号2ランを放った。今季最長425フィート弾(約130メートル)を見事にダイレクトキャッチしたのが、エンゼルスファンのマット・ブローナさんだ。「とても嬉しいよ。101号ホームランをキャッチできた。昨日のだったら良かったけど、今日のも素晴らしいよ。ここまで飛んでくると思っていたからグローブを持っていたんだ」と声を弾ませた。
オークランド在住ながらエンゼルスのファンになったのは2006年。甥が生まれたのがきっかけだった。「アリゾナで生まれたんだけど、一緒に応援できるように、彼の近くで応援できるチームを探していたんだ。結局、彼はフットボール好きになったけど、僕は引き続きエンゼルスを見ているんだ」。
エンゼルス選手の中でも大谷には特別な思い入れがある。ブローナさんの母親は「ミヤザキ・リン」という名前の日本人。自身も学生時代に関西学院大へ留学。2年ほど滞在していたという。「ショウヘイの大ファンだ。彼のプレーを見ることをとても楽しんでいる。エンゼルスと契約した時は興奮したなぁ」。この日も自作した大谷の応援ボードを持参するほどの熱の入れようだ。
そんな“推しメン”の大谷が昨季MVPを満票で受賞。「他の選択肢があったとは思えないね。分かりきった選択だった。打撃でも投球でもとても素晴らしい活躍をしていた」。もちろん今季への期待もデカい。「今年はサイ・ヤング賞と2年連続のMVPを期待したいね」。敵地から熱い視線を送っていく。