大谷翔平V弾に敵地放送局は沈黙 解説の完全試合左腕「引っ張る力を見せた」
解説のブレイデン氏は2010年にMLB史上19度目の完全試合を達成した
■エンゼルス 4ー1 アスレチックス(日本時間16日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)、敵地で行われたアスレチックス戦で決勝の8号2ランを放った。2試合連続となる一発に、敵地放送局は沈黙。かつて完全試合を達成した元投手も大谷の技術を絶賛した。
大谷の通算101号が右中間に飛んだ。「NBCスポーツ・カリフォルニア」の実況グレン・クイパー氏が「かなり強い当たりは……スタンドイン」と言うと、ダイヤモンドを一周する間、実況席は無言に包まれた。
解説のダラス・ブレイデン氏は、2007年にメジャーデビューし、2010年5月9日にMLB史上19度目の完全試合を達成した元アスレチックス投手。大谷のリプレー映像を見ながら「何が違うかといえば、オオタニがここで後ろ足に体重をかけています。高めの速球。オオタニが今回は引っ張る力を見せました」と分析。クイパー氏も「見てください。体をしっかり回して。とにかくものすごいパワーです」と称えていた。
(Full-Count編集部)