大谷翔平は判定に不服? 敵軍右腕は抜群の制球にしてやったり「とにかく完璧な1球だ」

「3番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
「3番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

第1打席で先制二塁打も2打席目以降は3打席連続三振

■レンジャーズ 7ー4 エンゼルス(日本時間17日・テキサス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地のレンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で先制の中越え適時二塁打を放ったが、第2打席以降は3打席連続三振。1試合3三振は今季4度目でチームは4-7で逆転負けを喫した。

 大谷の表情がゆがむ。3回1死。右腕グレイの外角高めスライダーを悠々と見逃したが、判定はストライク。見逃し三振に倒れ、不満げな表情を見せた。5回1死は空振り三振、7回2死も見逃し三振と沈黙した。

 初回無死一、三塁では3ボールから強振。打球速度188キロの弾丸適時二塁打で先取点を奪ったが、その後は通算54勝右腕グレイら敵軍バッテリーの外角中心の配球に苦しんだ。

 グレイは「常に難しいよ。常にね。最初の方(第1打席)は、ほとんどやられかけたよ。強い打球だったけど、少し低かったね。彼との対戦は本当に楽しいよ。けどそれと同時に、ずっと気を抜かないようにしないとね。(3ボールからの強振は)ちょっとだけ驚いたよ」と振り返った。

 2打席連続奪三振については「とにかく完璧な1球だったと思う。二塁打は内角低め。(2打席目は)ほとんど内角を避けるようにして、外角だけに絞ったんだ。まさに角ギリギリのところに投げることができた」としてやったりの表情を浮かべていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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