“大谷翔平キラー”が対戦前日にスタメン落ち レンジャーズ指揮官の“思惑”とは?

レンジャーズのジョナ・ハイム【写真:ロイター】
レンジャーズのジョナ・ハイム【写真:ロイター】

レンジャーズのハイムは大谷との前回対戦で2打数2安打5打点をマーク

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)に敵地で行われるレンジャーズ戦に先発する。今季レンジャース戦には4月14日(同15日)に登板し、4回途中6失点で敗戦投手になっている。この試合で満塁本塁打を放ったジョナ・ハイム捕手は17日(同18日)の試合でスタメンから外れた。“大谷キラー”を万全の状態で出場させるための措置だったという。

 レンジャーズの地方紙「ダラス・モーニングニュース」は「オオタニ・キラー、ジョナ・ハイムを守る」の見出しでハイムのスタメン落ちを伝えた。ハイムは12日(同13日)のロイヤルズ戦から5日連続でフル出場。記事によれば、クリス・ウッドワード監督は6試合連続でプレーさせたいという“誘惑”と闘った末に17日(同18日)のスタメンから外した。前回対戦で大谷から満塁本塁打を放っており、「18日(同19日)に休ませるという選択はできなかった」と記事は伝えている。

 ウッドワード監督は、大谷が登板する試合で「(スタメン表に)彼の名前を書かないのは難しい。オオタニを相手に成功を収めている選手は少ないからね」と説明。「今日休ませずに毎日プレーさせて怪我をしたら馬鹿みたいに感じるだろう。彼をプレーさせすぎでヘトヘトにさせたくない。彼を守らなければいけない」と語っている。結局17日(同18日)の試合には8回に代打で登場して四球を選んでいる。

 ハイムの今季成績は22試合出場で打率.277(65打数18安打)4本塁打、12打点。大谷とは4月14日(同15日)の試合で第1打席に右越え満塁本塁打、第2打席にレフト前タイムリーを放っており、対戦成績は2打数2安打1本塁打5打点、打率1.000となっている。“休養”を経て再び大谷撃ちを実現させるか、2人の対決に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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