「角度、勢い、飛距離、全てが完璧」 球場熱狂の豪快弾は「これほど飛ばすのか」
0-0の延長10回、ロッテのマーティンが特大弾で試合を決めた
■ロッテ 1ー0 楽天(18日・ZOZOマリン)
ロッテのレオネス・マーティン外野手が18日、ZOZOマリンスタジアムで行われた楽天戦で劇的なサヨナラアーチを放った。不振に苦しむ助っ人が久々に見せた豪快な特大弾に「角度、勢い、飛距離、全てが完璧な1発だった」「これほどまでに飛ばすのか!」とファンが歓喜している。
0-0の延長10回だった。「5番・右翼」で先発も3打席目までは安打が出ていなかったマーティンが、酒居の甘く入った直球を振り抜いた。打った瞬間、誰もが本塁打を確信するほどの当たり。長い滞空時間を経て美しい弧を描き、右翼席上段に吸い込まれた。マーティンもしばらく打球の行方を見つめ“確信歩き”した。
今季打率.144と低迷する助っ人が、本来の持ち味を取り戻したような力強いスイングでチームを勝利に導いた。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると、ファンからは「綺麗すぎるホームラン」「マジでかっけぇホームランだな」「これこそマーティンっていう感じの豪快なスイング」「この弾道をこのスイングをこの笑顔を待っていました」「豪快な一振りで、動かず打球を見上げるとこかっこいい」といった称賛のコメントが並んだ。