大谷翔平の“新魔球”は「打てるかーい!」 打者も思わず腰引く1球が「キレッキレ」
大谷は約141キロのフロントドア・スライダーで見逃し三振を奪った
■レンジャーズ 6ー5 エンゼルス(日本時間19日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地で行われたレンジャーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回を6安打7奪三振2四球2失点で勝敗はつかなかった。注目されたのがキレッキレのスライダー。元巨人助っ人のアドリス・ガルシアを見逃し三振に仕留めたフロントドアに「こんなん打てるかーい!」と驚きの声が上がった。
フォーシームは今季最速100.8マイル(約162.2キロ)、平均球速98.6マイル(約158.7キロ)はキャリア最速。この日の大谷は力で押したが、スライダーの切れも抜群だった。6回先頭のガルシアに対してカウント1-2から投じた87.5マイル(約140.8キロ)は、内角ボールゾーンから切れ込んでストライクに。ガルシアは腰を引きながら見逃している。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニの最高な87マイルのフロントドア・スライダー」と綴って投稿。ファンは「キレッキレ」「エグい」「ここまでアングル低いとシャーザーだな」とコメントを寄せている。