ダルビッシュの156キロ剛球は「えぐすぎる」 投げ終わりに注目「頭の位置ずれない」
7回無失点5奪三振の力投で今季4勝目を挙げた
■パドレス 2ー0 フィリーズ(日本時間20日・フィラデルフィア)
パドレスのダルビッシュ有投手が19日(日本時間20日)、フィリーズ戦に先発し、7回無失点5奪三振で今季4勝目を挙げた。快投の中、この日投じた97マイル(約156キロ)のシンカーが「えぐすぎる」「頭の位置本当に良い時ってずれないよなぁ」と注目を集めている。
ダルビッシュは今季フォーシーム、カットボール、スライダーを中心の投球をしている。その中で全投球のうちの5.9%にあたる37球がシンカーだ。平均球速は94.3マイル(約151.8キロ)と威力抜群で、被打率は.250。6回1死一、三塁で投じた1球に、打者のシュワーバーはたまらず顔をゆがめながら空振り三振を喫した。
ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が剛速球の映像を公開。「球のエグさは勿論やねんけどこんな投げ終わり初めて見た」「今日のダルビッシュは思うがままにプレーしていた」と称えるコメントが寄せられた。