佐々木朗の“164キロ失投”で「腕持っていかれてる」 止めた18歳も「どんな化け物」
「恐ろしく速い失投」…後逸しなかったドラ1松川の凄さにも注目
■ロッテ 8ー1 ソフトバンク(20日・PayPayドーム)
ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手が20日、“164キロすっぽ抜け”を体を張って止めた。PayPayドームでのソフトバンク戦で、佐々木朗希投手が投じた異次元のボールに反応。ファンからは「腕持っていかれてるって表現が正しいな」「あの速さかつ抜けてるのに止めるのまじで松川良いな……」と絶賛の声が上がった。
令和の怪物が投じる驚異の164キロは、失投となると捕手にとっては“脅威”になった。4点リードの4回1死で、ソフトバンク・柳田に投じた3球目は外角へ大きくすっぽ抜け。伸ばした松川の左腕は球威で後方にもっていかれたが、ボールは後逸せずに前にこぼしてみせた。
この日はサインミスで160キロが体に直撃するアクシデントもあったが、堂々とした扇の要はとても18歳とは思えない。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも注目。ファンからは「抜け球の威力でヤバさがわかってしまう不思議な男」「164の抜け球は凶器なのよ」「恐ろしく速い失投」「後ろにそらさず前に落とすってどんな化け物だよ」などと称賛コメントが並んだ。