“打撃4冠”ウォード、アクシデントで交代 外野フェンスに衝突、マドン監督も心配げ
9回の守備で打球をキャッチした際に外野フェンスにモロ突入
■エンゼルス ー アスレチックス(日本時間21日・アナハイム)
エンゼルスのテイラー・ウォード外野手が20日(日本時間21日)、本拠地でのアスレチックス戦でアクシデントに見舞われた。9回の守備で打球を追った際、キャッチした直後に外野フェンスにモロに直撃。しばらく立ち上がれず、歩いてベンチには戻れたものの、途中交代となった。
2点ビハインドの9回1死で、アスレチックスのケンプが放った大飛球を右翼のウォードがフェンスぎりぎりでキャッチ。しかし距離感をつかんでいなかったようで、体ごとフェンスに突入した。ジョー・マドン監督もベンチから出て歩み寄り、心配げな表情を見せた。交代要員としてタイラー・ウェイドが左翼に入り、左翼のルイス・レンヒーフォが右翼に回った。
ウォードはこの試合前まで打率.375、出塁率.488、長打率.721、OPS1.209といずれもメジャートップに立って“打撃4冠”。打ちまくっているリードオフマンは欠かせないだけに、チームにとっては大きな心配の種ができた。