1000得点トラウト、周囲へ感謝「チームメートを称えないとね」 指揮官も賛辞惜しまず

生還しダグアウトで同僚に迎えられるエンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】
生還しダグアウトで同僚に迎えられるエンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】

通算1325試合目での到達は“5番目”の速さ

■エンゼルス 5ー3 アスレチックス(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手が21日(日本時間22日)、本拠地で行われたアスレチックス戦で通算1000得点を達成した。30歳のシーズンまでに1000得点、300本塁打、200盗塁を達成したのはウィリー・メイズ、アレックス・ロドリゲスに次いでメジャー史上3人目。この快挙に、ジョー・マドン監督も賛辞を惜しまなかった。

 MLB公式によれば、トラウトの通算1325試合目での1000得点到達は、過去60年間で5番目の速さ。球団では2人目の偉業で、30歳のシーズンに1000得点、200盗塁、OPS1.000以上を記録したMLB史上唯一の選手だという。

 マドン監督は試合後「かなり速く到達したんだよね? 彼からすれば(速く到達するのは)珍しいことではない。大した偉業だ」と祝福。「もちろん、非常に良い選手たちに囲まれてプレーしてきたということでもある。彼を還す存在が必要だからね。同時に彼がお膳立てをしてきたということでもある。これからも続いていく彼のキャリアの新たなマイルストーンだ。それだけの得点を挙げられるのはとてもクールなこと。人々が(この記録を)軽く扱わないことを望むよ、本当に意義のある数字だからね」と称えた。

 トラウトは「とてもクールなことだよ。出塁したときに、チームメートに還してもらわないといけない。とてもクールで特別なことだ。個人の成績とはいえ、誰かに還してもらわないといけないわけだから、チームメートを称えないとね」と周囲への感謝の思いを口にした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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