7年224億円男がたった1か月半で“不良債権化” 打率.180&0本塁打は「最大の失望」
今季レンジャーズ加入のセミエンは昨季、二塁手最多の45本塁打を放った
MLBの2022年シーズンが開幕して約1か月半。戦前の期待は高かったが、なかなか結果を残せないチームや選手も鮮明に浮かび上がってきた。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、現時点での「最大の失望」を選定。昨季二塁手としてメジャー最多の45本塁打を放ち、7年1億7500万ドル(約224億円)でレンジャーズに加入したマーカス・セミエン内野手の不振をその一つに挙げている。
オフに大補強を敢行したレンジャーズ。しかし、21日(日本時間22日)終了時点で18勝21敗と、チーム状態はなかなか上向いてこない。深刻なのは打線の状態でチーム打率.222は30球団中26番目、出塁率.287は28番目、長打率.353は25番目に低迷している。
中でもセミエンは38試合出場で打率.180(150打数27安打)、0本塁打、9打点の大不振。「パフォーマンスは憂慮すべきものだ。打撃でいいところが何もない」と記事は酷評している。
また、「ブリーチャー・レポート」が開幕前に「球宴に選出される可能性がある若手」の1人として注目していたマリナーズのジャレッド・ケルニック外野手も不調に喘いでいる。22歳は30試合出場で打率.140(86打数12安打)、3本塁打、10打点で5月中旬にマイナーに降格。「事態は逆方向に進んでいった」と評している
(Full-Count編集部)