鷹・柳田、“宇佐見打法”の真相は? 決勝7号2ラン直前に「パッと頭に出てきた」

お立ち台に上がったソフトバンク・柳田悠岐(左)と和田毅【写真:荒川祐史】
お立ち台に上がったソフトバンク・柳田悠岐(左)と和田毅【写真:荒川祐史】

「ファイターズの宇佐見選手のスイングのイメージで打席に入った」とコメントした柳田

■ソフトバンク 3ー2 ロッテ(22日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が謎の“宇佐見打法”で決勝弾を放った。22日に行われたロッテ戦。4回にロメロのボールを左中間スタンドへ運ぶ7号2ラン。結果的にこれが決勝点になった。

 突然のひらめきだった。打った直後に球団を通じて発したコメント。「ファイターズの宇佐見選手のスイングのイメージで打席に入った結果、ホームランを打つことができました」と振り返り、試合後、その中身について「打つ直前にパッと頭に出てきました。なんかしっくりきそうやな、と」と明かした。

「深い意味はないんですけど、他の左バッターの映像はよく見てるので。スムーズに打てそう、とそういう感じです」と柳田。数多くの選手の打撃映像を普段からチェックしており、なんとなく残っていた宇佐見のイメージ。脳裏に舞い降りてきたまま打席に立って、スタンドにアーチを放り込んだ。

 この日は3人の子どももスタンドに観戦に訪れていた。「今日はなんとか頑張りたいなと思っていました。たまたまいいところを見せられてよかったです」と笑顔で振り返った柳田。まさかの“宇佐見打法”で格好いいパパの姿を披露してみた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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